2015年02月18日

基本的にアジが渋いといわれる高知県。
地形や潮が関係しているという話を聞きます。(船で沖に出れば釣れているようですが)

2013年3月に6箇所の予選通過者1位、2位という全国の選りすぐりが集って
高知で開催されたサークル34の「アジングカップ全国大会」。
その1回戦では全参加者中、釣果があったのは僅か1名のみ(2匹)という渋さ。
これは単なる大会ではなく、「全国大会」で腕自慢達が集った中での出来事です。

同じく2013年の11月に行われた「AJINGZEYO CUP」ではアジング猛者総勢30名の参加で
なんと、まさかの30名全員ボウズという恐ろしい伝説まであります…。

高知の防波堤はそんな厳しい状況ではあるのですが、引き味がよく、食べても美味しいアジ。
到底満足のいく釣果ではありませんでしたが、34のストリームヘッドやザ・豆を使い、
去年2014年は春野や宇佐でひっそりとアジングを楽しんでおりました。
(2014年は貧果ながら、春野漁港、宇佐松岡港、宇佐福島港、深浦漁港でアジの釣果を得ました)

今回の釣行では、再びライトタックルでアジを狙ってみようと思います。
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34 ジグヘッド ザ・豆 0.7g

去年、アジングで活躍してくれたジグヘッド ザ・豆を今回も補充。
このジグヘッドはバーブレスフック(針先にかえしがない)なので、手返しよく釣ることができます。
ハイシーズンに数釣るような場合にはとても重宝すると思います。
エラ洗いで頭を振るようなシーバスだと違ってくるかもしれませんが、対象がアジやガシラであれば
バーブドフック(かえしのある針)と比べても、特にバレやすいと感じるようなこともありませんでした。
(あくまでも試行回数の少ない中での個人的な感想です)

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34 フィッシュライク すみいろ

2014年の後半に追加となり気になっていた34新作ワーム、フィッシュライク。
あめいろなど人気カラーが軒並み売り切れており、こちらのすみいろを購入。釣行に備えます。




高知県 高知市 春野町 甲殿 春野漁港
晴れ時々くもり 最高14℃ 最低5℃ 大潮、満潮からの下げ潮 06:00、釣行開始。

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暗い場所のデジカメ撮影は、高い確率でブレが生じてしまいます。とても難しい。
カメラ用三脚を用いれば改善されるかもしれませんが、足腰のほか手まで悪い私としては
現状のショートロッドと小型クーラーボックスで、持ち歩くにはもう精一杯の休み休みなので悩みます。

早朝の春野漁港では、大勢の漁師さんが出船の準備をしていました。
いつも夜釣りで訪れるため、しんと静かな春野漁港のイメージだったので新鮮。
ただ、船からモクモクと吐き出されるエンジン排気の煙たいことといったら…。
作業の邪魔にならないよう気をつけ、人の居ない場所にて竿出し。

漁港内には年配のエサ釣り師が3名おられましたが、ほぼ釣れていない様子。
満潮からの下げ潮でしたがアジやシーバスなどの魚影は見えず。
前回の釣行では無数に確認できたベイトも今日に限っては見当たりません。

表層からボトムまで探りますが、アタリもライズもないまま辺りは明るくなってしまいました。
今日はこの時刻しか訪れることが出来なかったので仕方がないのですが
どうやら地合を外してしまった感がありました。

7時前頃にはエサ釣り師の方々は片付けに入りました。
その中のお一人が声をかけてきたのでお話をうかがうと
「今日は、ぼつ…ぼつ…程度」
「例年に比べたら全く釣れてない」

とあまり芳しくない状況のようでした。
年配の方だったのでワームをご存じなかったらしく
「そんなものでアジが食ってくるの!?」
と驚かれていました。
実釣で颯爽と証明したい場面でしたが、太陽が顔を覗かせ始めた春野漁港、そう甘くはなく。

完全に日が昇り、釣り人は誰も居なくなった静かな漁港で手を変え場所を変え粘ってみましたが
ついにアタリは訪れることなく、涙を飲んで次の場所に移動です。




高知県 土佐市 宇佐町 宇佐 萩崎
すっかり明るくなりましたが、海鮮料理のお店として有名な「萩の茶屋」裏手の漁港で竿出しします。
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釣り人は見当たりませんでした。
去年はクロホシイシモチ、ヨコスジイシモチの猛攻に閉口させられた場所です。
ただ、個人的には珍しいニセクロホシフエダイが釣れた思い出の場所でもあります。
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WEB魚図鑑 - ニセクロホシフエダイ
(画像引用:WEB魚図鑑 投稿者ぷいぷいユッケさん)
(ズカンドットコムに投稿された写真は、著作権法第32条に定める引用の範囲で利用が可能です)

小さい個体ながら、獰猛なひったくりと意外に強い引き。この時もアジング用ライトタックルでした。
フライにして食べましたがとても美味しく、また釣りたい魚です。

食味レビュー - ニセクロホシフエダイ

ガシラやニセクロホシフエダイが入ってきていないかな?と探り釣りを試みましたがアタリはなく、
徐々に風が強くなってきていたため見切りをつけ、早々に本命の深浦漁港へ向かうことにします。




高知県 須崎市 浦ノ内 塩間 深浦 深浦漁港
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ここでも釣り人は私だけでした。
いつも釣っているポイントは、大勢の漁港関係者が作業を行っていたので邪魔にならない場所へ。
深浦でもいつも夜釣りで来ているためか、明るい時間だと同じ釣り場でもやはり勝手が違います。
夜には絶対的なポイントでも、昼だと全く魚っ気がなくなっていたり。慣れないデイの釣りは難しいです。

沖へルアーを投げたり、際を探ったり試行錯誤を繰り返しましたが、ここでもアタリなし。
深浦の水色はかなり澄んでいましたがベイトは確認できず、ボイルもない厳しい雰囲気。
空は晴れ渡り良い天気ですが、強風だけはさらに強まり、ラインは風で巻き上げられ、
堤防に立っているのも少々危険なレベルになってきていたので、終了して来た道を戻ることにします。




高知県 土佐市 宇佐町 宇佐 宇佐漁協市場
宇佐漁協市場 西隣の港湾周辺で竿を出してみます。

いつもなら市場前の広い方へ竿を出すのですが、ここでも水色が澄みすぎている感じと
魚影が全く確認できなかったため、すぐに場所を移し、内側の港湾部に向かいました。
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港湾の中にはマイクロベイトが無数に泳いでいて、それを捕食するであろうサイズの魚影も
その下にチラチラと確認することができました。外と違い、湾の中はキツイ濁りがあります。

フィッシュライク すみいろを中層でゆっくり引いていると、
小アジっぽいシルエットの魚が1匹、後ろから興味深々で付いて来ています。
しかし、いつまでもアタリに繋がらないため、ボトムへとレンジを変更。すると何投目かに、

ツッ…

とても小さな違和感レベルのアタリ。
瞬時にあわせますが「SHIMANO ALIVIO 1000」のドラグが一瞬キン!と高く鳴っただけで乗らず。
感触としてはワーム(フィッシュライク)の尻尾をついばんでいただけのような感じ。
その後もボトムで20投に1回くらいの低頻度で同じようなショートバイトが出ましたがどうしても乗らず。

2015021809
偏光グラスを通して観察していると、小アジのようなシルエットの他に、
20~25cmサイズくらいのアマギ(クロサギ)が、魚体側面に太陽光を反射させながら
のそりのそりと活性の低そうな鈍い動きで底にへばりついているのも確認できました。
アマギがもう少し美味しい魚であれば、エサ釣りで積極的に狙ってもいいのですが。
2015021811
WEB魚図鑑 - クロサギ
(画像引用:WEB魚図鑑 投稿者ゴリポンさん)
(ズカンドットコムに投稿された写真は、著作権法第32条に定める引用の範囲で利用が可能です)

食味レビュー - クロサギ


宇佐の町を通過して海へ流れ込んでいる「流れ込み」の合流点で
しきりと何かがライズしているのが遠目に見えていたので、
流れ込みという時点でなんとなく「正体」はわかる気がしましたが移動。
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画像の左側から生活排水含む淡水が流れ込んでいるようで、この合流点でライズがあります。
流れ込みを町側へ覗き込むと、そこには20数cmくらいの魚の大きな群れ。

やはりボラの若魚です。

魚体を見てみたかったのでバーブレスフックのジグヘッドサ・豆を使って
スレ掛けさせて観察しました。(尻尾にスレ掛けさせましたがバレませんでした)
水質のよくない場所ですが、若いためか銀色に光り輝く美しい魚体をしていました。
ただ近くで嗅ぐとやはり非常に臭い。沖ボラは美味しいそうですが、この個体のニオイは厳しい。
ボラを持ち帰る予定はなく、不必要に弱らせずにリリースしたかったので写真撮影はなしです。

以前に巨ボラを釣り上げた時もそうでしたが、仲間が釣られて海面で大暴れしていても
こういう場所にいるボラの群れはあまり逃げ散らないので、いくらでも釣れそうです。
「どうせ美味しくないボクらは狙ってないでしょ?」とでも言いたげな港湾ボラの習性は不思議です。

この後もアタリはなく、港の底に仰向けに沈んでいる珍しい小さなエイの死体に心惹かれつつ
本日は納竿としました。


帰宅後、今日の釣行で使用したSHIMANO ALIVIO 1000に巻いていた
ポリエステルラインの34 Pinky 0.3号に、流れ込みの排水臭がしっかり染み付いており
全て巻き替えになった事を追記しておきます。
(もともと今日を最後に巻きかえる予定でよかったですが、手を4回も洗浄するハメに…)


ロッド:Major Craft Solpara SPS-S702M
リール:SHIMANO ALIVIO 1000
ライン:34 Pinky 0.3号
リーダー:34 joint line 1.2号
ルアー:34 フィッシュライク すみいろ
ジグヘッド:34 ジグヘッド ザ・豆 0.7g
移動距離:53km

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