2015年03月23日

高知県 土佐市 宇佐町 橋田浜 宇佐しおかぜ公園
17:30頃釣行開始。
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陽が傾き、かなり暗くなってきている時間です。



風があり、少々肌寒い。釣り人は、私と同時に到着されたエギングの方1名のみ。
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宇佐しおかぜ公園の湾内側の風景。ウォーキングされているご年配の方がおられます。

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湾内向きは、夏のファミリーくらいで、釣りをされる方は基本的にあまり多くありませんが
夕方はもちろん、暗くなってからも散歩、ウォーキングの方が多いので竿出しには細心の注意を。

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こちらは先端の磯場部分。足場の良いところ、悪いところがあるので、立ち入りには注意が必要です。

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サーフ側にはテトラが積まれています。竿置きやバッカンを持ち込んで釣っている方もおられます。
私は足腰の持病があり、危険なので立ち入りません。(この撮影は足元の良い平場から)


この時は上げ潮で、とても激しく潮が流れているので貸切状態の先端部分でいろいろと投げてみますが一向にアタリがありません。1~2cmほどの大量のベイトが、流れに逆らいながら表層を跳ね泳いでいました。

釣れそうな雰囲気はあるのですが、あまりにアタリが出ないのでちょっと目先を変え、流れのない浅場に「アムズデザイン(ima) コウメインフィニティ20 マコイワシ」を投げ、スローに引いてくると、
岸に近い場所でガスッ!と手応えあり!
一気にアワセを入れます!

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宙を舞って上がってきたのは31cmのヒラメ!
30cmクラスでも、さすがに歯が鋭い。お腹側は真っ白で綺麗な魚体をしていました。



砂泥底の浅場の表層までヒラメが喰い上げてきた勢いそのままにこちらもアワセを入れたためか、ぶっこ抜きに抜きあげる結果になってしまい、まさに「宙を舞って」あがってしまい、引き味を楽しむ間もありませんでした。
しかし、なんといっても高級魚、煮つけにして食するべく持ち帰ります。

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ヒラメを釣りあげて、ふと顔を上げると陽は落ち、町には明かりが灯りはじめていました。

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釣り上げた時に傍でウォーキングされていた年配の方から
「なにが釣れました?」
「ヒラメ!?引きは強いんですか?」

と声をかけて頂きました。

漁師町宇佐なので、このあたりを散歩されている方は、みな引退された元漁師さんばかりと勝手なイメージで思い込んでいましたが、そういう訳でもなかったようで。

ちなみに声をかけてくる中には話好きな漁師の方ももちろん多いです。年季の入った漁師の土佐弁は言葉が荒っぽく聞こえるので、県外から来られた方は、「もしかして怒られている!?」とビックリするかもしれません。(ルールを守っていれば理由なく怒られるようなことはありません)

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宇佐しおかぜ公園 入り口に設置されているとても大きな親子クジラ像。
しおかぜ公園はクジラが見られる「ホエールウォッチング」の発着場にもなっており、広い駐車場とトイレがあり、とても釣りやすい環境が整っていますが、ホエールウォッチング最盛期には、ホエールウォッチング客以外は駐車を断られる場合があるのでご注意を。


高知県 土佐市 宇佐町 宇佐 萩崎

場所を移動し、海鮮料理のお店として有名な「萩の茶屋」裏手の漁港にきました。
ご飯時ということもあり、萩の茶屋はお客さんの車で満車でした。噂以上にすごい人気店です。
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萩の茶屋の喧騒を聞きながら、カツッとした手応えにあわせて上がってきたのは13cm程度のガシラ。
小さいためリリースしました。この時のルアーはワームの「reins アジリンガーヴィクトリー 必殺イワシ」



アピール度が高いのか、reins アジリンガーヴィクトリーはよく釣れますね。ワームの素材自体が丈夫で長持ちなので個数は減っていませんが、そのうち別カラーも試してみたいと思っています。

さて、ここ萩崎では残念ながら他に魚の気配がなく、すぐ次の場所へ移動となりました。


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高知県 土佐市 宇佐町 宇佐 松岡港(フィッシング宇佐前)
泳がせ釣りのカップルが1組だけおられました。

ボイルが全くなく、アタリも皆無で、泳がせの方はそのうち撤収。
しばらく投げましたが、気配のなさに私も諦めて次なる場所へ移動です。


高知県 土佐市 宇佐町 宇佐 福島港
いつもの福島港は先端に2組4名?の釣り人の気配が。真っ暗なので把握できませんでしたが、キャスト音からシーバス2、エギング2?残念ながら釣れている気配はありませんでした。

釣り人の多い先端は避け、マイナーなポイントを探っていくと
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この日は岸際でガガッ!とアタリ!ガシラ14cm。リリースです。

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こちらも同じポイントの別方角、岸際でヒット。こちらもリリース。

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沖目に投げて足元までリトリーブ、あきらめてワームをピックアップする瞬間、水面にバシャッ!と半ば飛び上がりながらバイトという、ガシラには珍しい食い方で釣れました。この個体、体色が濃いです。

トカゲゴチやシーバスのヒットを期待しましたが、ここ福島港も魚(シーバス)の気配が薄く、港周辺を彷徨っているとアジらしき小さな群れを発見!シーバスの気配が薄いときは、このアジが入ってくる可能性がアップしますね。

3投に1回くらい、ツッ…というものすごく微かなアタリが出ますが、どうしても乗らず。
ここ数年で、これほど何かに集中した記憶はないというほど神経を研ぎ澄ませて即あわせを試みるも・・・どうしても乗せられず。

水深が浅いので見えアジ状態なのですが、豆アジしか入ってきていないのもフッキングしない理由かと、ストリームヘッドを0.5gまで下げたり、ジグヘッド「ザ・豆」を使ってみたり、アジングメーカー34代表の家邊克己さんがフッキング率上昇技として紹介していた「ワームの皮一枚刺し」を試み、果てはワームの頭部をカットしてインチを縮めてみたり・・・とにかく食い込ませることに重点を置いて様々に試みましたが、尻尾が引っ張られてワームがズレるのみで1時間フッキングに至らず。コマセと極小サビキとかなら乗せられるのかなあ?

休憩も忘れて集中しすぎたため、痛み止めも切れ、手の痛みが生じてきたため、涙のギブアップです。
アジを目の前にしながら、悔しい・・・。


前述の「ワームの皮一枚刺し」解説動画はこちら

㈱34 家邊克己のアジングレボリューション② ザ・豆ワームセッティング編

ちなみにこの日のアジには「34 ジュニア 1.3インチ くろきん」がもっとも好反応でした。




そろそろ帰宅しようということになりました。
今日はそれなりに釣果もあったのに、最後の見えアジ惨敗でなんとも納まりが悪い納竿に。


同行者の待つ車に乗り込んだものの、ふと1箇所思いだし、福島港の別の浅場へ。

「ここで、3投だけ投げさせて!」

と、眠くてそろそろ帰りたい同行者になんとかお願いし、こっそり6投ほど(!?)して
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1投目からガツという明確なアタリがあるも、これはフッキングせず。

数投目に同じ場所でガツン!とヒットで強い引き!
浅瀬で流れもほとんどない水温の高い場所で釣れた、体色の薄いガシラ22cmくらい。

暗がりでヘッドシェイクっぽく跳ねたので、姿が見えるまで小型のシーバスだと思っていました。
まずまずのサイズなので煮付けにするべく持ち帰りです。

なんとか最後に、無理やりスッキリさせての納竿と相成りました。


ロッド:シマノ ムーンショットR S1006M
リール:シマノ 13 ナスキー 4000HG
ライン:YGK G-SOUL X8 UPGRADE 200M 1.5号 (30LB)
リーダー:TORAY トヨフロン L-SE 5.0号
ルアー:アムズデザイン(ima) コウメインフィニティ20 マコイワシ

ロッド:Major Craft Solpara SPS-S702M
リール:SHIMANO ALIVIO 1000
ライン:34 Pinky 0.6号
リーダー:34 joint line 1.2号
ルアー:reins アジリンガーヴィクトリー 必殺イワシ
ルアー:34 ジュニア 1.3インチ くろきん
ジグヘッド:34 ストリームヘッド
ジグヘッド:34 ザ・豆

移動距離:33.7km


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