2015年03月31日
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高知県 高知市 春野町 西畑 仁淀川河口 左岸



18:00釣行開始。

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左岸は、私の他に釣り人の姿は見当たらず。
ただ、スロープの水際にボラの幽門と内臓が放置されていました。
釣った人が現地で捌いたのか、それとも鳥の食べ残しか。
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写真には写っていないようですが、釣り始めてしばらくすると右岸の橋の下あたりにウェーダーを着た方が1名釣っているようにも見えました。視力の悪い私には遠すぎて確認しきれませんでしたが。

鏡面加工されてしまったかのように真っ平らに静けさを湛える仁淀川河口に「DUEL HARDCORE SPIN」や「COREMAN アルカリ ボトムハゼキス」など投げますが、足元で50cmくらいのコイがゆっくりと底に潜っていくのが見えただけで、シーバスからのコンタクトは得られませんでした。



しばらく頑張りましたが
ボイルもなく、水鳥も魚を捕食している気配がないため、ベイトが入ってきていない印象。
アタリの出ない仁淀川河口をあきらめ、次なる場所へ移動します。


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高知県 高知市 春野町 仁ノ 仁ノ海岸(サーフ)
左に見える山は恐らく文庫鼻と呼ばれる岬。その向こうは春野漁港へと続いていきます。



この仁ノ海岸は5月頃?からウミガメ産卵のために車の乗り入れが制限されるようです。
乗り入れ口に看板が設置されています。釣行をお考えの方は必ず確認しておきましょう。

ここでも釣り人の姿は見えず。
波打ち際によちよち歩きのお子さんを連れたお散歩ファミリーが1組おられたのみ。

危険が無いだけの距離を空けてサーフへ入釣。
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こちらは仁ノ海岸を宇佐方面向きに撮影。
入水せず波打ち際での遠投ですが、波高く轟音と迫力があり、足腰の悪い私はちょっと怖かったです。
宇佐向けに10歩ずつ歩いては投げ、を繰り返しながら往復しましたがアタリなし。

とりあえず足腰の鍛錬にはなりました。(あとからくる坐骨神経痛の反動が恐ろしいですが・・・)
サーフは他の釣り場の何倍も疲れます。体調面に不安もあるのでここは執着せず移動とします。

翌日追記
案の定、翌日は坐骨神経痛で苦しんでます。
ブリやヒラメを狙いたい気持ちは山々ですが、今の体調だとサーフ釣行はせいぜい30分までですね・・・。


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高知県 高知市 春野町 甲殿 春野漁港
ここでもファミリー、お父さんと小さな息子さん?が1組見えました。港湾部で見えた釣り人はその1組だけ。



久しぶりに春野漁港を訪れましたが、ほどよい時間にこれだけ人が少ないということは、
最近の春野漁港はあまり釣れていないのかもしれません。
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港の中央に突き出した堤防。
かなり以前からですが、よく見ると常夜灯の下にある堤防の繋ぎ目が裂けているのが分かります。
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近くで見るとこれほども開いています。足の小さな人ならハマってしまうほどの裂け目です。
少し前まで立ち入りを制限する簡易の柵が設置されていましたが、この日はなくなっていました。
よーく見ると、裂け目の間にフナムシがいます。暖かくなり港でも姿を見かけるようになってきました。
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裂け目の原因は、基礎部分の砂が流れてケーソンが傾いたためでしょうか?
危ないので先端には立ち入りませんでした。(前述のファミリーはここで釣っていましたが・・・)

アオリイカと思われるスミ跡が2つほど、他に元々常夜灯が建っていた跡も残っていますね。
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そして、傾いていない手前の堤防に先端の常夜灯が移設されていました。

この先端の常夜灯は去年からほぼ点灯されていませんでしたが、今日は点灯していました。
故障で点かなくなっていたのか、状況を鑑みて点けるようになったのか、理由はわかりませんが、釣りポイントが増えるという意味では常夜灯の点灯はうれしいですね。(立ち入りには注意しましょう)

しかし、ここ春野漁港でもシーバスの気配は希薄で、2時間ほどの間に聞こえた捕食音は僅かに2回。
ちなみに良いタイミングに行き当たれば捕食音は5秒に1回なんて日もあることを考えると、ゼロではないようですが、シーバスの数はとても少なそう。かなり望み薄です。

実際に港湾をゆっくり1周してもアタリがなかったので、いつものようにライトタックルに持ち替えます。

ちょっと目先をかえ、常夜灯の効いていない真っ暗闇の防波堤際ボトムを探ると、グッ!
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あがってきたのは14cmくらいのガシラ。
強くあわせてもいないのですが、釣られたことがショックだったのか大きな口を終始開けっ放しでした。
サイズからこの個体はリリース。

次は薄っすらと常夜灯が効いている明暗の暗部ボトムでコツ!
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微かなアタリだったのでアジを期待しましたが、11cmあるなしのベビーガシラ。リリース。
こんな小さな身体でも「reins アジリンガーヴィクトリー 必殺イワシ」にアタックしてきます。

ほぼ同じ場所でブルルッ!
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出ました・・・オオスジイシモチ 12cm 夜の春野漁港はこれが多いですね。リリース。

先ほどの移設された先端常夜灯の灯りの効いている付近のボトムでコツ!
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またもベビーガシラ、大きく育っての再会を期してリリースです。


釣り場が変わって「春野漁港」になっても、いつもの「宇佐 福島港」と似た展開。
しかも春野漁港のガシラは基本的にいつも小さく、キープサイズでないのがツライところ。

空模様は小雨から始まり本降りと小雨を行ったり来たり、そろそろ帰宅も考えないといけない時刻。
「ふーむ、どうしたものか・・・」と、キャストもせず堤防の上で思案していると、
足元の浅場でバシャッ!と少し大きめのボイル。
(この時、水面から2mほどの高さの堤防に立っていました)

4~50cmくらいのシーバスでも入ってきたかな?と、そろそろラス投(ラスト1投)にするつもりで沖目にキャスト。元々水深の浅い場所なので、干潮も相まって引いているレンジは必然的にほぼボトムになっていましたが、ボイルのあったポイントまでゆっくりめに引いてくると・・・

ガッ!
グングングン!
せわしない明確なアタリが出現!今日これまでに釣った小魚とは明らかに異質な引き!
使用ラインがピンキーの0.6号なので無理せずスイープに合わせを入れ、少し浮かせたところ
グイン!グイン!
なんだかうねっているような今までにない引きがロッドに伝わってきます!

水面まで浮かせましたが、足場が高く常夜灯もあまり効いていないため釣れた魚の姿はよく見えません。
白い魚体がチラと一瞬だけ見えました。そう大きくはなさそうです。
少し弱らせたのでこのまま抜きあげるか・・・とも考えましたが、少し竿を立てるとALIVIO1000からはキリリリリ!と激しくラインが出ていくので、抜き上げはちょっと危なさそうな重量感。

陸へのズリ上げが可能な場所まで誘導していきました。
せーの!でズリ上げた時に、眼下に木の葉のような形状の真っ白な魚体が再び見えました。大きなメッキ・・・?(ロウニンアジ)、いやでもまだ時期じゃないはず?

あれ?今まで見えていた白い魚体が急に見えなくなりました!?
まさかのラインブレイク?
・・・いえ、針掛かりの手応えはまだ残っています。しかし白い魚体はズリ上げた地面に確認できません。

「どこにいった!?」
かなりズリ上げたはずなので簡単に海中に逃げられることはないと判断し、背丈ほどの高さの堤防から降りて、見えなくなった謎の白い魚の回収に向かいます。
(僅かな段差をヒョイと飛び降りられない、機動力を失くした我が身の悲しみ・・・降り口を探して降りました)


ズリ上げた場所まで行って、白い魚体が突然見えなくなった理由が判明!
なるほど、裏返ったからです。正確に言えば表向きになったから、でしょうか。

暗い地面に上げられた途端に姿が見えなくなる、そんな謎の魚の正体とは、
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春野漁港では初釣果となる、ヒラメでした。31cm。
裏側は真っ白ですが、表側は砂底では保護色です、向きが変われば暗い地面では見えないはずです。
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大きな口でreins アジリンガーヴィクトリーをジグヘッドごと深く丸呑みしていました。
03月23日宇佐しおかぜ公園に続いて全く同サイズの高級魚を再びゲットです。これは嬉しい。

前回の宇佐しおかぜ公園ではシーバスタックルで一気に抜きあげる形となったため、引き味を堪能することが出来なかったこともあり、ライトタックルでのこの引きから相手がヒラメであると予想することができませんでした。
この前の煮つけが大変に美味でしたから、今回の調理も楽しみです。

シーバス運には見放されていましたが、結果オーライとなる楽しい釣行でした。


ロッド:Major Craft Solpara SPS-S702M
リール:SHIMANO ALIVIO 1000
ライン:34 Pinky 0.6号
リーダー:34 joint line 1.2号
ルアー:reins アジリンガーヴィクトリー 必殺イワシ
ジグヘッド:34 ストリームヘッド
移動距離:29km


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