少ない釣行のチャンスを逃してはと、夜まで降り続いた雨の中でしたが同行者(運転のみ)にお願いして少し釣り場へ連れて行ってもらいました。

やはりというか、どこの釣り場も釣り人の姿は皆無。

いつもは澄んで透明すぎるほどのポイントも雨の影響で濁りにくわえ木片などの浮遊物がたくさん。長い竹などまでが岸際に漂着していてなかなかの釣り難さ。キャストやルアー回収の邪魔になるので岸際まで行って漂着物を回収しようかとも思いましたが、病気で利かぬ体ではやはり危ないと考え直し断念。浮遊物の少ないポイントに向けてキャストすることで我慢して釣行開始。

赤茶色の海面にはボイルもライズも確認できず。いつもここは澄んだ水色で釣果を上げているので「今日は厳しいかな」と考えたりもしましたが、何投目かの足元でバイト。しかし岸際ギリギリの、岩にルアーの頭が実際にコツッと当った瞬間の、もうルアーを引く余地がないタイミングで遠慮がちなバイトだったのでフッキングさせられず。強い濁りの中に口を開けたシーバスが薄ぼんやりと見え、翻っていきました。

シトシト雨の降り続く赤茶けて静かな海ですが、魚がいないわけではないことが分かったので元気を得てキャスト継続。少し沖に投げて足元に向かって引いてきたブレイクラインの上あたりでカツン!とバイト。岸からは15~20mくらいだったのですんなり足元まで寄せられましたが、チラっと銀色の魚体が確認できたところから猛然と走り出し、ギュンギュンとPEラインが出されます。この強い引きはヒラスズキ。見えた感じではまずまずの型のようだったので慎重にやりとり。寄せては走りを何度か繰り返しながらタモに入って上がってきたのは50cm級のヒラスズキ。ヒットルアーはまたまたフックを替えたローリングベイトでした。魔改造により見た目はかなり不格好になっていますが、なんだかんだヒラスズキはよく食ってきてくれます。その後ローリングベイトで再び一度バイトがありましたがエラ洗いでフックアウト。このバラシ以降アタリがピタリとなくなってしまったので釣り場を移動しました。


次は浅くて流れのあるポイント。
ここはさっきのポイントよりは水は澄んでいましたが浮遊物は負けないくらい流れてきます。さっそくヌンという感触でヒットあり。すごく重いですがラインブレイクが怖いのでゆっくり岸まで寄せます。あがってきたのは「メーター級」の流木・・・。触った瞬間に木だとわかるあの感触、水を吸っていて非常に重かったです。釣っている最中には少し沖を2メータークラスの材木まで流れていました・・・。絶好のブログ写真ネタだったのですが雨は降り続いており、所有しているデジカメが防水ではないためメーター級の流木も釣行中の画像も残念ながら今回はありません。

さて、捕食音こそありませんが、水面にたまにシーバスによるものと思われるモジリが出たり、驚いた小魚が跳ね逃げている様子。そのあたりを重点的に狙います。まさにココというポイントに流し込んだところでガッ!とバイトあり。あがってきたのはバイトの感じから予想通り小型で30cm少しくらい。体形はとてもヒラっぽかったのですが顎下のウロコ列が確認できなかったのでおそらくマルだと思われます。このあともう一回ショートバイトがありましたがフッキングせず。

釣っていると流れの上手から水面をザザザザザ!と強い雨音のような気配が私の方に向かって近づいてくるのがわかりました。

「うわ、ついに土砂降りがやってきたか・・・」

と内心悲しんでいると、足元の水面がバシャバシャとはじけ始めました。

なんと流れの上手からやってきたのは「雨」ではなく、体長数センチと思われる「小魚の大群」。それも岸際から20メートルくらい?の範囲を何千とも何万とも想像がつかない数の小魚が跳ねながら下ってきたのです。ジャバババ!とあたりは小魚の跳ねる水音の大音響で包まれました。しかもその場で跳ねているのではなく流れに沿って続々と跳ね進んでいきますが、上手からも尽きることなく続々と群れは続いてやってきます。規模が規模だけになんとなく空恐ろしいようなこの光景がなんと2~3分も続いたでしょうか・・・。

下って行った小魚の大群を追っていったのでしょうか、そこからシーバスの気配もアタリもピタリと止んでしまいました。これ以降どうにも反応がなくなってしまったので納竿としました。

ヒラスズキ マルスズキ シーバス
というわけで、ちょっと経験のない光景に遭遇しました。光景といっても闇の中なので本当に足元周辺の跳ねている様子しか見えず周囲を包む轟音ばかりだったのですが、上手から押し寄せてきて下っていく音の流れには圧倒されてしまいました。夜だとあれはちょっと怖いくらいでした。

この夜は全部で6種のルアーを投げましたが、すべてのヒットは前述の魔改造したローリングベイトでした。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterで「海辺の狩人」をフォローしよう!


ブログ記事がもし何かのお役に立てたらブログランキングへの1票をお願いします。アクセスを通じて「釣り」や「自然」に興味を持つ方が増えるかもしれません。(1日各1クリックまで有効)
人気ブログをblogramで分析
このエントリーをはてなブックマークに追加




「海辺の狩人」Facebookページを開設しました