サーフ 大荒れ
早朝4:00からショアジギングのためサーフへ釣行予定も、沖縄付近に接近しつつあった台風の影響で高知県のサーフもすでに大荒れ。写真自体は夕方のものだが、身長などは遥かに越える大波が打ち寄せ砕ける轟音以外なにも聞こえない世界となっていた。

早朝のサーフも大荒れで危険かつ釣りにならないと判断し、なんとか釣りが成立しそうな場所を探して大きく移動。

初場所となる突堤で暗いうちからキャスト開始。外海に面しているが周辺の地形によりサーフほどは荒れていない。それでも高い足場と真っ暗な海面そして突堤に叩きつける波の音に、日頃足場の低い釣り場を選んで釣行している身としては恐怖を覚える。


注意喚起:安全な釣行のために!
天候判断、釣り場選び、落水対策などは抜かりなきよう。また助けの望めない単独釣行も極力避けしましょう。落水事故は釣り人の身近にいつも存在しています。

フローティングベスト(ライフジャケット)は最低限絶対であるといえます。

磯など転倒や落水の危険性がある場合はケガ防止、浮力の効果が得られます。



次第に薄明るくなり漁船が何隻か出船していく頃、突堤にも常連と思しき年配のチヌ師が数名やってきた。挨拶を交わしキャストを続けるも依然としてナブラはおろか、魚のアタリすら1度もなかった。

完全に日も登り、沖向けの水深のあるポイントにキャストし続けて疲労が溜まりきった頃、ボトム着底から数回ジャークしたところで竿先に重い感触。明確なアタリとして感じることはなかったがラインの先にいる相手がかなりの大物であることは直感的に理解できた。

追いアワセを入れてファイトを開始。そこからは魚も走り出す。良型のヒラスズキを掛けた時でもここまで竿を曲げられたことはなく、これまで釣った自身のどの魚よりもこの相手が圧倒的であることを思い知る。歓談に耽っていたチヌ師の一団も尋常でない竿の曲がりとラインの放出に今では沈黙して成り行きを見守っている気配が背中越しに伝わってきた。

ラインの先にいる魚の走りは重くかつ強烈であったが、苦労の末に沖からかなり寄せてきた。もう少し頑張れば姿が見えるだろうかと思われた瞬間、さらに一段と猛烈な突っ込みを見せた。そのとき手元に伝わるシャリシャリと嫌な感触。リーダーラインが根ズレしている!強引にリフトして耐えるべきか?ベールを開けてラインを開放するべきか?

逡巡の間は2秒もなかったと思われる。

その瞬間フッと失われるテンション。リーダーラインがブレイク。

常連のチヌ師曰く突堤上からは見えないが足元からかなり沖までテトラが配置されていて、チヌ相手でも根に巻かれて獲れないことがあると。この魚が獲れていれば自身の記念すべき一匹になっていたであろうと思われたが、残念ながら技量及ばず。

所持しているタックルはサーフでのショアジギングを想定しており、適地であれば獲れる可能性もあったかもしれないが、根のある環境で青物や大型回遊魚の突っ込みを耐えて獲るにはPE2号を基本としたタックルでは貧弱過ぎたし私の技術経験もあまりに乏しかった。

体験したことのない強烈な引き味による興奮と、それを目前まで寄せながら獲れなかった悔しさと、様々なものがない交ぜになって形容しがたい気分ながら新たなモチベーションをもらったとも感じる。次に相まみえる時はもう少し良い勝負ができるようになっていたいものです。




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