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2015年04月20日
高知県 土佐市 宇佐町 宇佐 松岡港(フィッシング宇佐前)

午前は予報通りの激しい風雨で海辺は大変だったようですが、
お昼を過ぎからは曇ってはいるものの、なんとか雨も上がり釣りができる状況になりました。
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よく見ると先端に投げ釣りの方の竿が見えます。
途中、竿先に付けた激しく鈴が鳴り、竿の主が慌てて駆け寄ります。
遠目にタイっぽい赤い魚を釣り上げているのが見えました。

予告通り私はアオリイカ狙いのエギングを。
しばらく頑張りましたが、小さなベイトの回遊は確認できるものの残念ながらイカのアタリは無し。
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あまり写りこまないように撮影したので写真では閑散としているように見えますが、
実際には、投げ釣り1、エギング1、他ウキ釣りなど数名と、釣り人はそれなりに見受けられました。
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しばらくエギをキャストし続けましたが、私にも、周りにもアタリがないので福島港へ移動します。


高知県 土佐市 宇佐町 宇佐 福島港

だいぶ日が落ちて薄暗くなりました。そして小雨が降ったり止んだり。
先端に釣り人の見える福島港では港を外し、少し離れた場所でエギングを再開。

いつかの夜釣りの時と同様に、
今日も大きな鷺が海面をジッと見つめている姿が確認できました。(ピンボケにつき写真割愛)
かなり近くでエギをキャストしていましたが鷺は逃げませんでした。
お互い魚を狙う同じ”釣り師”と認識して安心しているのでしょうか。

またこの日は居ませんでしたが、
ここ福島港では青と茶色のツートンカラーが印象的なイソヒヨドリもよく見かけます。
オキアミを見せるとすぐ傍まで寄ってきて啄みます。(鮮度の問題か食べませんでしたが)
なんともかわいらしい野鳥です。

さて、
そんな福島港周辺では、アオリイカのイカパンチ?を思わせる感触がありましたが
結局それ1回きりで、エギに乗ることはありませんでした。

久しぶりのエギングでちょっと疲れを感じたので、休憩がてらライトタックルに変更。
ワームで足元のボトムを叩くとクッ!
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上がってきたのは小さなガシラ。リリースします。

さらに同様の場所でググッ!
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緩いドラグで走られてしまい、ストラクチャーにラインを巻かれヒヤリとしましたが、なんとかキャッチ。
16~17cmのガシラ。ムニエルにして食べるためお持ち帰り。

さらに同じ場所で、アタリがないのでワームを回収しようとした瞬間
ズシリ・・・と異様な重さが乗りました!
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ライトなロッドを「くの字」に曲げながらあがってきたのは20cmを超える
でっぷりと大きく太ったアメフラシ
お尻の端にワームが偶然フッキングしていました。


水深1~3 mほどの浅瀬を這い回り、海藻類を食べている。
食餌が不足してくると、自分で穴を掘って餌を探す。
嗅覚が発達しており、触角で弱い匂いも感じ取ることができる。
雌雄同体で頭の方に雄の生殖器官を、背中に雌の生殖器官を持つ。
前方の個体の雌の器官に、後方の個体が雄の器官を挿入するといった形で、
何個体もつながって交尾する。

(引用元:Wikipedeia)

つまり頭がオスで、背中がメスみたいな。実に不思議な生き物です。

陸に上げられ撮影している間ものっそりしていて、捕獲されたことすら理解していなさそう。
撮影が終わって海に帰すと、そこで初めて思い出したように紫汁腺といわれる紫の煙幕を放ちながらゆっくり海底へと沈んでいきました。
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さらにもう1匹ガシラが釣れましたがこれも小さいのでリリース。

エギングタックルに持ち替え、再びエギを投げたりしましたがアタリがないので移動を選択。


高知県 土佐市 宇佐町 宇佐 松岡港(フィッシング宇佐前)

陽が落ちてすっかり夜になった頃、もう一度松岡港に戻ってきました。
夕方はあれだけいた釣り人も、夜には皆さん撤収されていて釣り場には私と同行者だけ。
釣り続けている間にエギングの方が2組、入れ替わりで来られたくらいで夜は閑散としていました。

餌木を投げ続けましたが、結局この日はアオリイカとコンタクトすることが出来ませんでした。
その代り今日はシーバスのボイルがあり、いつもに比べて少し活発そう。

エギングタックルからシーバスタックルに持ち替えてルアーをしばらく投げますが
アタリは出ず、しかもエギキャストで疲れた体にシーバスタックルはキツイ・・・。
たかだかこれくらいの物を投げるのに苦労するほど衰えた身体にゲンナリしますが
厳しいものはどうにも仕方がないので釣法を変えます。

まずライトタックルを使って湾奥でネンブツダイ(クロホシイシモチ)を釣ります。
ところが、これが結構難しい。
夏は嫌というほど釣れるのですが、時期的なものか未だ魚が小さいのかフッキングがシビア。
今ならジグヘッドとワームより、小さな針でエサ釣りの方が適しているかもしれません。

そして釣れた小魚を背掛けにし、電気ウキタックルの泳がせ(飲ませ)釣りにして泳がせました。
前回の釣行ではアオリイカに齧られて不発に終わりましたが、今回はどうでしょうか?

泳がせはじめると、早い段階で電気ウキに強烈な引き込みアタリが!
電気ウキが一気に海中に引き込まれて灯りが見えなくなります!

実はこの時、
もうかなり身体はキツかったものの、なんとかしてアオリイカをブログの記事にしたかったので
電気ウキは置き竿にしてエギングタックルを再び振っていたのです。
これが失敗でした


シーバスがアタっても竿を海に持っていかれないようにドラグを緩めていましたが
あまりに強烈な引き込みに、慌てて駆けつけ、大急ぎでアワセたのですがドラグが緩いまま。

アワセ動作がアワセにならず、ラインだけがズルルッと。

「あっ!」

急いでドラグを締め直して合わせ直すも、2度目のアワセには全く重さが乗らず。
・・・痛恨のバラシです。

緩いドラグではシーバスの口にフッキングさせられるだけの力は得られず、
生餌の背掛けだけが外れてしまったのです。

その時の興奮と悔しさがない交ぜになった私を見た同行者の苦笑いといったら。
チャンスの時こそ落ち着きが大事ですね・・・。


気を取り直して、生餌のネンブツダイ(クロホシイシモチ)を釣るところからやり直しです。
しかし、あいにくの潮止まりで小魚の食いまで止まってしまいました。
粘りに粘り、極端に減ったアタリからようやく1匹を釣り上げて、泳がせ釣りの再開です。

さきほどの失敗から、今度はドラグは締めて即アワセられる状態にしておいて
ベールを開け、ラインフリーにして置き竿にしておくことにしました。

しかし、
これが後に私を苦戦に追い込む要因になろうとは、この時は予想だにしていませんでした。

釣り場全体では散発的なボイルはあるものの、私の電気ウキには今度はしばらくアタリがなく、
「今日はもうダメかな?」
そろそろ帰宅のことと、半ボウズ釣行記の執筆が頭をよぎり始めた頃、

さっきより少しゆっくりと、
しかし、深く沈み込みはじめる電気ウキ!


諦めかけていた私の心はにわかにざわつき始めます。

逸る心を抑えロッドを手に取り、ベールを起こすと、まずは慎重に糸ふけを取っていきます。
全ての糸ふけを取り去り、ロッドに、手元に、フックの先にいる魚の重みが伝わったところで、
一気に大アワセ!

ズン!魚の重みが乗り、驚いた魚が本格的に走り始めます。
ロッドが激しく曲がってシーバスの突っ込みに対抗します。

底へ突っ込むのを諦めたシーバスが今度は逆走して水面へ全身を露わにしてのエラ洗い。
ロッドを寝かしてエラ洗いを躱します。

ここでリールの異変に気が付きました。
巻いても巻いても手応えがないのです。

必死のエラ洗いをロッドで躱しながら手元を確かめると、
リールのすぐ上でラインが大量に引き出され丸まって絡まっています。

さっきはドラグを緩めて失敗したので、今度は代わりにベールを開けていましたが、
過剰な糸ふけと、緩んだテンションによってライントラブルが発生

シーバスはガンガン走っていますが、リールがまともに巻けません。

やりとりしながらほどけるような量ではないと判断。
仕方がないので巻けるところまで巻いたらリール操作をやめ、
フライフィッシングのように空いた手でラインを手繰りながら
ゆっくりと時間をかけてロッドとライン手繰りでシーバスを寄せました。

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トラブルに苦しみながら苦労して上げたシーバスは、凛々しい表情をした美しい個体。
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シーバス(マルスズキ)56cm。(画像だとレンズの角度で55cmに見えますね)

なかなか引きましたが、ライントラブルで引き味を楽しむ余裕はまったくありませんでした。
岸際まで寄せてからも、そのような状況では取り込みもスムーズという訳にはいかず、
護岸コンクリでラインがかなり擦られていました。
最近一新させた電気ウキタックルがナイロン6号の太糸仕様で本当によかったです。
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実に大きなシーバスの口。
針は食道にかかり、生餌のネンブツダイ(クロホシイシモチ)は丸飲みされて胃に収まっていました。

もちろんこのシーバスは食べるために持ち帰り。
捌いてからわかったのですが、ネンブツダイ(クロホシイシモチ)2匹が胃に収まっており
最初の強烈な引き込みアタリで持ち去られた生餌もこの個体が食べていました。(背掛けの跡あり)


恥ずかしくも不手際とトラブル連発の釣行でしたが、なんとかボウズ釣行記だけは回避できました。
アオリイカは獲れませんでしたが、なによりシーバスという食材を得られました。

身体に負担のないように、休み休みであればエギングも少しはできそうです。
考えたことをやってみて、あるいは失敗してみて、初めてそれを肝に銘じることが出来ます。

今回の場合、
置き竿にするなら、ベールを開けてラインフリーにするよりも、ドラグを緩めて対応。
魚が食ってから確実にドラグを締め直し、それからファイトするのが最も安全だとわかりました。
大きな失敗として実際に体験しておけば忘れることはなさそうです。

そういう意味で、とても得るものの大きい釣行となりました。


ロッド:Major Craft Solpara egi
リール:SHIMANO AERNOS XT C3000 SDH
ライン:Rapala RAPINOVA-X MULTI-GAME 1.5号 29.8lb
リーダー:TORAY トヨフロン L-SE 5.0号
エギ:YAMASHITA エギ王Q Liveサーチ3.5号

ロッド:alpha tackle PRIUS ECO EGI Sic 832ML
リール:SHIMANO ALIVIO 6000
ウキ:Hapyson YF-8623 3号
ライン:メーカー不明 付属ナイロン6号
リーダー:TORAY トヨフロン L-SE 5.0号
エサ:ネンブツダイ(クロホシイシモチ)
移動距離:33km

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