JA-DO GRAVER Hi68S 大野ゆうき
邪道(JA-DO)からGraver(グラバー) Hi68Sが登場。この小型シンキングミノーを手掛けた大野ゆうきさんが実釣解説。


サイズはもとより、既製のグラバーHi115S、89Sとの大きな違いは、スロリトリーブの際に115S、89Sはほぼノーアクションになるところが、新しい68Sはリップ付きのシンキングペンシルのような「テールをしっかりと振る」アクションが発生する点。口を使わせやすい小型サイズながら心配されるのはアピール力。スローで引きたいナイトゲームでも「テールをしっかり振る」アクションで夜のシーバスにグラバー Hi68Sの存在を気づかせやすい。

大野ゆうきさんがグラバーシリーズ全般に言えることとして、スローに引く場合にワンアクション入れてウェイトボールを前に戻すようにと注意しています。これを行うことでスイングアクションでスローに引いてくることが出来るようになります。(特にナイトゲームでは必須)



飛距離に関しても言及があり、68mmのサイズながらかなりウェイトを入れてあるので充分な飛距離が出るとのこと。(無風時で安定して60m前後飛ばせると記述あり)小型サイズのルアーでは届かせられなかったポイントに68mmのルアーを流し込めるというのは大きな武器。これまで大型ルアーを投げ込んでもなかなか口を使ってくれなかったポイントのシーバスが反応する可能性は間違いなくあります。

ロッドポジション(立てる、下げる)で任意のレンジコントロールが容易なルアーなので、その時のシーバスの浮き気味、沈み気味という状況に対応させることも可能。もうひとつの長所として、リップが付いているため強い横風を受けた際に流されて水面を滑ったりせずレンジキープ出来ることをあげています。晩秋から冬、春までの風が強い時期に重宝するタイプ。

実釣解説を通して、釣り場の状況にあわせてアングラーがアプローチしやすいルアーに仕上がっている印象。また今回の実釣がナイトゲームだったのでスローリトリーブに焦点を合わせた大野ゆうきさんの説明でしたが、グラバー Hi68Sの基本コンセプトが「高速リトリーブ、激流対応」なので、もちろんデイゲームでの使用が想定された設計です。

【コンセプト】
グラバーシリーズ一貫したコンセプトは高速リトリーブ・激流対応のシンキングミノーだということ。

魚が浮きつつベイトを速いスピードで追い回している時やバイブレーションの速巻きができないほど水深が浅くなってしまったポイントでバイブレーションと同じような速いスピードでのリトリーブが可能で速度を上げるに従って軌道がズレる脱軌道系アクションを演出。

高速リトリーブ時は水面直下~60cmのレンジに設定しスローリトリーブ時は100cm前後のレンジまで潜りドリフトさせながらの釣りにも有効です。





レンジに関するとても判りやすい画像と説明があったので、大野ゆうきさんのブログから引用して紹介させていただきます。
ガルバ73S マリブ68 マリブ78 グラバーHi68S

水面直下~20cm前後 ガルバ73S

ダイワ(Daiwa) モアザン ガルバ 73S
楽天市場で詳細を見る
Amazon.co.jpで詳細を見る

~60cm前後 マリブ68

~80cm前後 マリブ78

~100cm前後 グラバーHi68S

これはレンジ攻略の参考になると思います。

(出典:大野ゆうき氏による河川でのグラバーHi68S実釣解説 邪道プロスタッフ技大全【fimoTV】[PR] - YouTube)
(出典:【SEA SCAPE】 小さくても凄まじい飛距離!グラバーHi68S)
(出典:sea-scape.net)

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします