2016年3月10日

体調がマシな時を見計らってぼつぼつと釣行を再開していましたが、病状の悪化が見られる身体には10フィートロッドの取り回しがとても厳しく、今回から短く軽い安価なエギングロッドを使っています。ルアーの飛距離や掛けた後の安定感が大きく犠牲になってしまいますが、身体への負担を考えるとこればかりは仕方ありません。



上位モデルを除くとメジャークラフトの「スカイロード」は価格と使い勝手のバランス的にとても評判が良いようですね。身体に無理のない、ちょうどよいシーバスロッドを手に入れたいところ。


さて、日の入り頃から釣行。アオリイカを狙うエギングの方は数人おられましたがイカが釣れている様子はなし。シーバス狙いのアングラーは1人も居ませんでした。

そのうちエギングの方も帰られてそのエリアに釣り人は私だけ。ボイルも少なく散発的で釣れそうな雰囲気はなし。過去に実績のあったポイントへルアーを通したりしますがシーバスからのコンタクトは1度も得られず。

「今日は望み薄かな…」と休憩をはさみながら迎えた8時過ぎ、岸際の浅瀬に入っていた小魚の群れにシーバスのボイルが始まります。なるべく気配を消して静かに立っているとはいえ、立ち位置から3mほどの場所でもドパーン!と激しい捕食音。1歩踏み出せばロッドの先で触れそうな至近距離です。シーバスの活性と共に私のやる気も上がってきます

岸際の水深50cm、もしくは30cmしかなさそうな浅場までシーバスが差し込んできて捕食しています。ロッドを短いものに替えたのでいつもよりルアーの飛距離が短くなっています。なので近距離戦を挑むしかなく、時間を掛けジリジリと気配を消して岸際へ移動。久しぶりに狩人らしい釣行です。ロッドを振るキャスト音やモーションもなるべく小さくして気配を気取られないようにしながらフローティングのルアーを通しますが最も浅い岸際では全くアタリなし。一見ボイルの激しい浅場に固執しすぎずに、ここは目先を変えて若干沖目に投げ、ルアーを流れに乗せながらボイルしている浅瀬の少し沖をスローなタダ巻きで流していると…バシャッ!ガツン!と水面を割ってシーバスがヒット!

フックに不安があったのでフッキング後はドラグを緩めてやりとり。無理をせずゆっくり寄せましたがそれでもなかなか激しい数度のエラ洗い。上がってきたのは40cm級ながら元気なシーバス。最初の突っ込みが激しかったのでちょっと慎重になりすぎました。

ヒットルアーはダイワのTDソルトペンシル 70F。カラーは蛍ムラシラス。


少し沖目でヒットしたため最もボイルしている場所でのやりとりとなってしまいましたが、それでも嬉しいことにまだまだシーバスのボイルは散ることなく続いています。

ここでシーバスをスレさせないよう、釣れている内にルアーをチェンジ
関連:「釣れなくなってから」ではなく「釣れている最中に」することで、より数を釣ることが可能になる!幸田樹典さん。

やはり最もボイルの激しい岸際だとルアーを通しても反応が得られないので、同様に沖目からほぼ巻かずにドリフトで明暗の境に流し込んだところでグイーン!とヒット!

今度のルアーはフックが大きいので強引に寄せてみましたが全く暴れずエラ洗いもなし。(ひょっとしてシーバスじゃないんじゃ…)と不安がよぎりますが、上がってきた魚体は1匹目よりも少しだけサイズアップの40cm級シーバス。

ヒットルアーはECLIPSE×ima komomo 125 SSP。カラーは紅蓮。このルアーは限定品につき入手が困難。姉妹ルアーはこちら。(下の画像は参考用としてECLIPSE×ima komomo 125 SSPを表示しています)
3本フックが3本とも口元、アゴ下へ深く刺さっており、どう暴れてもバレようのないフッキング。フックが3本付いたルアーの安心感は大きいです。


それにしても、1匹目のドラグずるずるでゆっくりやりとりすると暴れて、2匹目は強引に寄せてみると驚くほど静かで、ちょっと「?」な感覚でした。普通は逆だと思うのですが、このあたりは個体差?フッキング場所の違い?だったんですかね。

体調の悪化に伴い、釣行時の荷物量を少しでも減らすべくデジカメ(意外と重い)も持ち込んでいませんでしたが、ブログに魚の画像がないと寂しいですかね。デジカメ程度を持ち歩くのも厭うような状態ですが、それでも釣りはやめられません。

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