春の陽気が訪れるのかと思うと、冷え込みが戻ってきたりと安定しないこのところ。日の入りから釣行。

少し冷え込んでいたものの、道中の各ポイントにはポツポツと釣り人の姿も。私がいつも釣っている場所には他に釣り人の姿が無かったので今夜もそこでキャスト開始。

日の入りからしばらくはボイルも全くなく海面は静か。そのうち2名ほどシーバス狙いのアングラーが訪れる。上げ潮6分くらいからボイルが現れ始め水面が騒がしくなるもシーバスのアタリは得られず、皆どうにも食わすことが出来ない。

釣行前に風速14mの予報を見かけていましたが、かなり強い風が吹き始め、軽いルアーではどうにも釣りにくい状況に。頑張っていたシーバスアングラー達もボイルはあるのに食わせられないまま強風という状況から一人、また一人と帰っていきます。


そこで選んだのはレオンさん開発、ブリーデンが誇るぶっ飛びスピンテールジグ「メタルマル」の28g、カラーはピンクグロー。

普通のルアーでは届かない距離にあるストラクチャーの影、暗の部分へキャスト。そこからロッドを上げ気味にして少しでも表層に近いところを通るように意識しつつ可能な限りスローに巻いてくると、暗から明へ出てしばらく泳いだところでゴッツンとヒット。

上がってきたのは40cm級ながら綺麗な銀色の魚体をしたヒラスズキ(ヒラフッコ)。メタルマルのテールにあるブレード付きダブルフックが右頬外側の一番硬い部分に根元まで深く貫通していました。
ヒラスズキ シーバス メタルマル 刺身
締めた後の画像で失礼。久しぶりにヒラスズキの美味しい刺身を食べることが出来そうです。ちなみにヒラスズキの胃には3~4cmの小魚。メタルマルのサイズは本体が約70mm、ブレード込みで約110mmあるので、必ずしもマッチザベイトとは言えませんが、ブレードのフラッシング効果が食わせに繋がったのかなと推測されます。

そんなメタルマルはリトリーブ時にバイブレーションのような引き重り感がなく疲労を感じないのがとても良い。ブレードの存在によってレンジキープが容易でメタルジグよりゆっくり見せることも出来るので、デイだけでなくナイトゲームにも向いているのではないでしょうか。ラインにフックが絡む(エビ状態)ようなトラブルも今のところ一度も起きていないのでキャストしていてストレスを感じない点も素晴らしかったです。13g、19g、28gと種類もありますし、順次他のサイズ、カラーも試してみたいと思います。

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