
高知には(ほぼ)いないと言われている「メバル」を久しぶりに釣ることが出来たのでご報告です。
(2016年05月11日、夜)
過去に1度だけ高知県中部でメバルを釣ったことがありましたが、「海辺の狩人」を始める前だったのでもう1年半以上も前でしょうか?カメラなども持ち歩いてなく、写真に収めることもないまま「高知にも一応メバルは棲息してるんだ…」とひっそり確認しただけに終わっていました。

今回メバルが釣れた時の状況ですが、このところずっとルアーでの釣行が続いていたので、「たまには気分を変えて…」とアオイソメを使った小物狙いのエサ釣りをしていて、高知県のとある港の最奥(本当に奥のきわドン詰り)にアオイソメを落としこんで数秒後に激しく仕掛けをひったくられました。このメバルのサイズは約16cmでしたが異様に太く、掛けた瞬間「ガシラ!?でもえらく走るなぁ!」と驚いたほどよく引きました。
前回メバルを釣った場所からは600~700メートルくらい離れた全く別のポイント。正直、こんな場所で釣りをしている人は私以外にはいない。いや、1回だけご老人が気まぐれに糸を垂らしているのを見たことがあったかな…という、いわゆる「誰も見向きもしない」ようなポイントでした。こんな場所にひっそり居たんですね、高知のメバル。

メバルにも種類がありアカメバル、シロメバル、クロメバルと3種に分類されるようですが、高知に生息しているこのメバルはどの種類になるのでしょう?見た目による色の印象で判別するのが実は難しいようです。
アカメバル (メバルA型) 軟条数15本
クロメバル (メバルB型) 軟条数16本
シロメバル (メバルC型) 軟条数17本
高画質の画像(クリックでPNG写真拡大)で数えると胸鰭軟条は17本?あるように見えます。数え方が間違っていなければ、この個体はシロメバルでしょうか?
サイズ的に小さいメバルでしたが残念な事に喉奥まで針を飲みこんでいてフックが外せず。海辺の狩人は基本キャッチアンドイート派でもありますので、貴重なメバルを申し訳ありませんが今回は食べる目的で持ち帰ることにしました。
前回はガシラと一緒にフライにしてよくわからないままなんとなく食べてしまったので、今回は美味しいといわれる煮つけにでもして、よ~く味わって食したいと思います。
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