刃物は男の子にとって特別な魔力を持つ永遠の憧れである。
そして釣り師は己が才を持って仕留めた獲物を自力で愛情込めて調理し、家族の笑顔をも味わってこそ、釣りは成就し昇華される。
拘ってこそ男の子。拘ってこそ釣り師。頂いた恵みは魂込めて調理すべし。
お父さんまた釣ってきてね、の声を聞けばこその釣り道楽であるから。
INX.labelに掲げられたこの一文にすごく共感します。病気で手や腰の動きが制限されるようになってからは調理も同行者任せになってしまいましたが、海辺の狩人にとっての釣りは趣味ですが「狩猟」でもあるんですよね。魚を捌きたいっ!
レオンこと加来匠さんが運営するINX.labelから「こだわり釣り人専用 青紙包丁」インスクカスタム 釣り人Editionなる包丁がリリースされました。
切れ味と刃持ちの良さに定評がある青紙鋼をステンレスで挟み込んだ特別な仕様。製作する包丁鍛冶は包丁工房忠房。職人による手作りのため年間生産予定の中で今回は30丁という限定品。注文順におよそ三ヶ月の製作期間を経てのお届けとなるそうです。
INX.labelの販売サイト「Fish.IN」に詳細な説明と、レオンさん行きつけのお店の寿司職人さんに使ってもらう映像が公開されています。寡黙な職人さんが黙々と包丁を操る31分47秒、最後まで見入ってしまいました。
ということで本職の寿司職人も惚れ込んだレオンプロデュースのINX.labelこだわり包丁。「きっとお高いんでしょう・・・?」と案じていましたが、性能の高さと求めやすい価格の絶妙なバランス、このあたりも「さすがレオンさん」と唸らされました。釣って食う系アングラーは要チェックな包丁です。
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