
今回のfimoTVは、ハク(ボラの稚魚)が群れている東京湾奥運河でima komomo II 65を使ったハクパターンの攻略を村岡昌憲さんが解説。(なんと村岡昌憲さんご本人にこの記事をTwitterでリツイートしていただきました。ありがとうございます!)

komomo II 65
全長65mm / 重量6g / フックST-46 #10 / レンジ0~20cm / フローティング
非常に水の掴みが良いタイプのルアーなのであまり早く巻くとブルブルと動いてしまうのと潜ってしまうために食わなくなる。ハクパターンでは水面にあるようなゆっくりのリトリーブスピードを意識する必要があると語る。

岸際に群れているハクを捕食していたシーバス。表層デッドスローで引いてきて、ルアーが少しでも潜ったら一旦止めてルアーを浮き戻してから、再び表層をデッドスローなリトリーブという操作。

komomo II 65は全長65mm。「小さいルアーはスナップのサイズでもバランスが崩れることがあるので、スモールルアーを使う時は切られない範囲で極力小さなスナップや細いリーダーを使う方がよい」と村岡昌憲さんは語ります。太いリーダーからも波動が出るので、ハクやバチのようなパターンではその影響でシーバスの食いが悪くなることもあるという。

だいぶ潮が下げてきて、岸際にいられなくなったハクが沖へ落ちていくタイミング。
アングラーの心理としては沖へフルキャストしたくなる状況だが、村岡昌憲さん曰く「干上がると駆けあがりの方が食わせやすくなる。落ちていくハクを捕食する方が手っ取り早いので、沖よりも手前の方が食わせやすくなってくるタイミングです。アンダーキャストで10mくらい投げてカケアガリの上にルアーを置いておくくらいのイメージ。ハク、イナッコがいる場所へ投げるのではなくて、群れが泳いでいく先へ置いておき、ハク、イナッコが重なった後、群れが抜けた瞬間、群れから零れ落ちたかのようなルアー演出。これがハマるとランカーが出たり、いい釣りができることが多い。」と語る。

シーバスに口を使わせたいアングラーは「ルアーの存在をアピール」することを意識しがちだが、デッドスローでルアーの存在を消して、群れから零れ落ちた魚を演出するメソッドである。
「いま手を(リールハンドルから)放してて食ったからね(笑)」
解説どおりの釣り方ですぐさまシーバスを追加してみせた村岡昌憲さん。シンペンでも釣れなくはないがどうしても巻きが早くなるから、巻いてないくらいのデッドスローが可能なフローティングの良さが発揮できるのがこのパターンであるという。
アイマ コモモ IIは65mm、90mm、110mmがあり、レンジ0~20cmのフローティング。
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