このところPC作業を行っていると頭痛に苛まれることが多く、PCデスクとベッドの往復で物理的に死んでいるよりマシだろうということで、この日はPC作業を少しセーブして極度の運動不足解消も兼ねて釣行。
いつもの不人気ポイントはもうすぐ満潮を迎える上げ8分といったところ。すっかり陽が落ちた夜でも風が止まると蒸し暑く、立っているだけで汗が噴き出る。遠くに見える山を越え、さらに先の沖合の空では雲の向こう側でカミナリが立て続けに光っているが遠すぎて雷鳴はまったく聞こえず、まるでフィナーレを迎えた祭りの花火を遥か彼方に見ているよう。頭上の空は晴れ渡り月と星が見えているので日頃カミナリに対して用心深い海辺の狩人も今夜は安心して釣行スタート。
今夜もポイントの海面にはベイトの気配が全くなく、シーバスのボイルはもちろん小魚のモジリすら確認できない静寂レベル・・・。地元アングラーのブログなどを拝見するに河川・河口方面ではよく釣れているようなので居着き以外のシーバスの多くはそちらへ移動しているのかも。
ただ現地では上げ潮の良い流れが出ていたので鉄板バイブ、ミノー、ペンシルなど手持ちの実績ルアーをいくつか投げてみるも、やはりシーバスのバイトはおろかベイトの感触すらなく諦めるに至る。あの釣れそうないい雰囲気の流れの中で接触がないということは、やはり魚は相当に少ないのだろうと思われた。
満潮潮止まりを迎えるあたりで魚を諦めエギングに変更。ここからしばらくエギングも気配なし。潮止まりな上にベイトがいないのでは今夜は厳しいか・・・と弱気の虫が頭をもたげかけた頃、沖の流芯部分と流れの緩む境目あたりでボトムからのシャクリにググッと重みが!引きの抵抗感はそれほどでもないが秋のアオリイカにしては重い、良型か?
あがってきたのは初魚種となるカミナリイカ(おそらく)。
コウイカ系はコウイカ、カミナリイカ、シリヤケイカ、コブシメと数種類あるようだが、Web検索しても混淆して掲載されていたりして判別が難しいが、シリヤケイカのような特徴はないので、模様的にカミナリイカ(モンゴウイカ、モイカとも呼ばれる)の可能性が最も高そう。食味もしっかりとした旨味と甘みがありカミナリイカの特徴に一致。
2枚目の画像が分かりやすいが、胴体側面、エンペラの付け根部分がライトに反射して緑色に光りとても美しい。夜光塗料を濃くしたような色合いだが光が反射しているだけでライトを消せば光ったりはしない。
釣れたタイミングは潮止まりが終わり、下げ潮がゆるやかに動き出した頃合い。これは時合いかも!?とキャストして岸際までエギを操作するも反応が無かったのであきらめて回収しようとしたらグッ・・・。
岸際のボトムで秋サイズのアオリイカ。
さらに数投したところ続けて、今度はやや沖目で
異様に透明感が強く内臓が透けるほど色白なアオリイカ2匹目。
ここから下げ潮が効き始めたものの秋イカには流れが強すぎるのか沖の流芯などでは反応が得られず、ならばと潮がヨレたり緩やかな場所を狙い撃つもそちらでも反応なし。
そろそろ時間的にも潮時かな、といったところで1匹目のカミナリイカと同様の流芯と緩みの境目で
ググッと2匹目のカミナリイカ。サイズも同じくらい。
体側の緑色がとても綺麗で神秘的。胴の部分には「イカの骨」と呼ばれる炭酸カルシウムで構成された甲羅状の貝殻の痕跡器官があり触れると硬い。
頭上を見上げると未だ雷鳴は聞こえないもののだいぶ暗雲が流れてきている。安全を考慮しこれにて終了に。潮が動こうが終始ベイトっ気はないままでしたが、粘った末に初物な釣果が得られ楽しい釣行となりました。
カミナリイカの食味はしっかりした旨味と甘みがありアオリイカと同じかそれ以上に好きな感じ。スーパーにてモンゴウイカの表記で売られているイカとは鮮度かそれとも種類の違い(実際にはヨーロッパコウイカ等である)か味に雲泥の差がありました。また釣りたい!
いつもの不人気ポイントはもうすぐ満潮を迎える上げ8分といったところ。すっかり陽が落ちた夜でも風が止まると蒸し暑く、立っているだけで汗が噴き出る。遠くに見える山を越え、さらに先の沖合の空では雲の向こう側でカミナリが立て続けに光っているが遠すぎて雷鳴はまったく聞こえず、まるでフィナーレを迎えた祭りの花火を遥か彼方に見ているよう。頭上の空は晴れ渡り月と星が見えているので日頃カミナリに対して用心深い海辺の狩人も今夜は安心して釣行スタート。
今夜もポイントの海面にはベイトの気配が全くなく、シーバスのボイルはもちろん小魚のモジリすら確認できない静寂レベル・・・。地元アングラーのブログなどを拝見するに河川・河口方面ではよく釣れているようなので居着き以外のシーバスの多くはそちらへ移動しているのかも。
ただ現地では上げ潮の良い流れが出ていたので鉄板バイブ、ミノー、ペンシルなど手持ちの実績ルアーをいくつか投げてみるも、やはりシーバスのバイトはおろかベイトの感触すらなく諦めるに至る。あの釣れそうないい雰囲気の流れの中で接触がないということは、やはり魚は相当に少ないのだろうと思われた。
満潮潮止まりを迎えるあたりで魚を諦めエギングに変更。ここからしばらくエギングも気配なし。潮止まりな上にベイトがいないのでは今夜は厳しいか・・・と弱気の虫が頭をもたげかけた頃、沖の流芯部分と流れの緩む境目あたりでボトムからのシャクリにググッと重みが!引きの抵抗感はそれほどでもないが秋のアオリイカにしては重い、良型か?
あがってきたのは初魚種となるカミナリイカ(おそらく)。
コウイカ系はコウイカ、カミナリイカ、シリヤケイカ、コブシメと数種類あるようだが、Web検索しても混淆して掲載されていたりして判別が難しいが、シリヤケイカのような特徴はないので、模様的にカミナリイカ(モンゴウイカ、モイカとも呼ばれる)の可能性が最も高そう。食味もしっかりとした旨味と甘みがありカミナリイカの特徴に一致。
2枚目の画像が分かりやすいが、胴体側面、エンペラの付け根部分がライトに反射して緑色に光りとても美しい。夜光塗料を濃くしたような色合いだが光が反射しているだけでライトを消せば光ったりはしない。
釣れたタイミングは潮止まりが終わり、下げ潮がゆるやかに動き出した頃合い。これは時合いかも!?とキャストして岸際までエギを操作するも反応が無かったのであきらめて回収しようとしたらグッ・・・。
岸際のボトムで秋サイズのアオリイカ。
さらに数投したところ続けて、今度はやや沖目で
異様に透明感が強く内臓が透けるほど色白なアオリイカ2匹目。
ここから下げ潮が効き始めたものの秋イカには流れが強すぎるのか沖の流芯などでは反応が得られず、ならばと潮がヨレたり緩やかな場所を狙い撃つもそちらでも反応なし。
そろそろ時間的にも潮時かな、といったところで1匹目のカミナリイカと同様の流芯と緩みの境目で
ググッと2匹目のカミナリイカ。サイズも同じくらい。
体側の緑色がとても綺麗で神秘的。胴の部分には「イカの骨」と呼ばれる炭酸カルシウムで構成された甲羅状の貝殻の痕跡器官があり触れると硬い。
頭上を見上げると未だ雷鳴は聞こえないもののだいぶ暗雲が流れてきている。安全を考慮しこれにて終了に。潮が動こうが終始ベイトっ気はないままでしたが、粘った末に初物な釣果が得られ楽しい釣行となりました。
カミナリイカの食味はしっかりした旨味と甘みがありアオリイカと同じかそれ以上に好きな感じ。スーパーにてモンゴウイカの表記で売られているイカとは鮮度かそれとも種類の違い(実際にはヨーロッパコウイカ等である)か味に雲泥の差がありました。また釣りたい!
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