今夜もいつもの不人気ポイントへ釣行。

この日もベイトっ気はかなりなく、シーバスのボイルなどは1度も無し。去年や一昨年は先行者で入れない日もかなりあった記憶だが、今年は皆さんさすがに懲り懲りという感じなのかシーバスアングラーは皆無。折角なので一応ルアーは投げてみるもののやはり一切お触りなど無しで私も早々にここでのシーバスは諦める。

エギングに変えてしばらくキャストしていると、ほとんどベイトのモジリも見えなかった静かすぎる海の一点にモゾモゾとまるで表層に浮いてきたゴンズイ玉のような黒い影のモジリの存在を確認。

(ゴンズイ玉ではフィッシュイーターの活性は上がらなさそうだなあ・・・)

などとあまり気にも留めなかったのだが、しばらく時間が経過してもずっと同じ場所に定位して海面をモゾモゾとさせている。

(妙に流れていかないかわったゴンズイ玉だなあ・・・?)

ちょっと気になってエギを表層早巻きで通してみるも変わらず。

(あれ?そばを通しても沈まない・・・何故だ?)

ゴンズイ玉であれば普通は嫌がって沈むんじゃないかと思われたモゾモゾに変化がないという違和感。かなり気になりはじめ正体を知りたくなり、今度はモゾモゾの少し向こう側、表層を早巻きすれば上をドンピシャに通過する位置にキャスト。着水と同時にエギを早巻きしてモゾモゾに重ねると・・・コツッというそれなりなサイズの感触と共に

ブジュッ!!

まさかの噴水音!10分近くも沈まず表層でモゾモゾしていたのはアオリイカの触手だった!?感触的にたぶん胴部分でフッキングしなかったものの接触してしまったので今度はさすがにアオリイカのモゾモゾも沈んでしまいました。

いや~、子イカが表層にいるのは珍しくないですが、親サイズのアオリイカが何分も表層に定位したまま触手を海面でモゾモゾ動かすなんて・・・そんな不思議な習性があるのか・・・初めての目撃でした。まさかあれがイカによるものだとは思わなかったので、どうせならもっと思い切りフッキング狙ってアワセればよかった(笑)

アオリイカ エギング 高知
結局この夜に獲れたアオリイカは1匹だけ。普段ならまったく使いませんが、あまりにもイカがエギに触ってこないので、サウンドジャークのように素早く8回連続でしゃくって本シャクリをしない(シャローなので)という変則的なシャクリ方をやってみたらその後の着底に1発で乗ってきました。陸上でのシャクリの激しさに対して恐らく海中のエギはあまり派手には動かず、長くヘコヘコと弱った魚のように動いていることが予想されるわけですが、普通のシャクリで触って来なかったイカもエギ自体は見てたんでしょうね。運よく釣れたものの私は関節の痛みとの兼ね合いがあるのでこのシャクリあまり常用はしたくない感じ。他にエギを持っていくようなお触りが2回ありましたが乗せきれず。

反応がなくなりそろそろ帰ろうかなと諦めながら足元をライトで照らすとまさかのアオリイカ2匹がいたりして、そこから少しだけ粘りましたがエギを抱かす事叶わず。表層モゾモゾイカ、エギに触りに来るイカ、足元の見えイカカップルなどイカ自体は少なくなさそうだったのでアピール力の強いエギなどを準備してまたリベンジします。

秋イカは釣行時間やポイントに合わせたカラー選択でハイアピールしていきたい。




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