まずは夕マズメのサーフに向かう。きつい濁りとゴミと、そして未だ残る若干の荒れで日没までキャストし続けるも残念ながらノーバイト。沖で巨ボラだけが元気に跳ねていました。

このままでは終われないので、大きく移動していつもの不人気ポイントへ。

しかし台風一過の静かなポイントに釣り人の姿は皆無。海面に少しだけベイトの動きは見て取れたもののシーバスによる捕食の気配はなく、それでもしばらく頑張ってみるもやはりルアーには無反応。

仕方がないのでエギに付け替えて実績ポイントを探るも、アオリイカもカミナリイカもこれまた完全に無反応。そういえば何年か前に地元の方が「大雨や台風の後はこのポイントのイカはしばらくダメになる」と言っていた事を思い出す。

ここまで本当に1接触すらもなく・・・見かねた同行者の「もう少し投げてもいいよ」という女神としか思えない一言に奮起してエギからルアーに戻して再びキャスト。しかし稀に捕食音は確認できるもののとても小さく(小型のカマスでもいるのかな?)と正体不明なレベル。

ルアーへのバイトはさっぱり無くいよいよ心が折れかかった頃、定位置から30歩ほど潮下に下った浅いサーフでグン!と重々しい重量感。なかなか重い!しかしいつまで経ってもエラ洗いがない・・・この魚はなんだろう?と訝しみながら砂浜へズリ上げたのは
キビレチヌ サーフ 高知
プラグでは初となるキビレ(キチヌ)。ポイントが暗くて釣った時はチヌ(クロダイ)だと思ってましたが写真を見るとどうやらキビレのようですね。

キビレチヌ ルアー 高知
テールフックをガッチリと食いに来てました。とても肥えていて重かった。釣り上げた時にチヌだと思ったので写真撮影してリリースしてしまいました。以前ここでエサで釣り上げたキビレが同行者一家にとても好評だったのでよく確認して持ち帰ればよかった・・・。

最近のパターンで「心が折れかかったタイミングでようやく釣れる」みたいなのが多い。魚っ気が薄くてもランガンせずお気に入りの不人気ポイントで粘るからというのが主な理由な気はしますが、もう少し早めに釣って精神的に安堵したいもの。次回もシーバスやアオリイカの気配が同様に薄かったら気分転換にエサとか根魚とかいつもと違う釣りをするのもいいかなと思っています。

ヒットルアーはロンジンのレビンライト。よく飛ぶ上に表層直下をゆっくり誘える。


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