おそらく今年の釣り納めとなるであろう夕マズメに釣行してきました。
前回はこのポイントに入ろうとするも暴風で危険と判断し一投もせずに引き返し(釣り好きとしては英断)ブログ記事にもできない状況でしたが、この日の夕マズメは風もなく前回の困難さがまるで嘘だったように穏やか。
日のあるうちはショアジギング、日が落ちたらエギングのつもりで2タックル持ち込みましたが、潮の動きが悪く巨ボラばかりが海面を多く飛び跳ねそれ以外の魚っ気が皆無の状態・・・。
キャストしやすい天候でしたがやはり魚からのコンタクトはなく、日が落ちてからはエギングに釣法を変更。
こちらもアタリの得られない時間がかなり長かったですが、沖目にキャストして風も弱かったのでラインを張りボトムステイしていた時にモゾモゾ未満な若干の違和感。すかさずアワセを入れてみるとグッと重みを感じてのち2秒ほど間をおいてからのグイグイとアオリイカの生命感。
釣り納めの釣行はなんとかボウズを免れました。あがってきたのはアカイカ系と思われるアオリイカ。全体的にシロイカ系より身がデップリとした印象を受けます。
この後から徐々に冷たい風が強まり潮も止まってしまいイカの反応が得られなかったのでこの一匹で納竿としました。
今年は体調の好不調の差が激しく症状も一定せず釣り場まで行って突如ダウンしたり、当日不調で釣行予定そのものがダメになってしまったり、なかなか思うようにならない年でした。それでも通院、治療は出来る限りやっているので前年までのように焦ることはなく達観したというか、平常心でいることはだいぶ可能になった気がします。
病気を抱える人間にとって悲観に傾かず平常心を維持するというのはとても重要な事です。身体と一緒に心のバランスまで崩してしまうとなし崩しで治療も生活も、身の回りのこと全てがうまく機能しなくなる。私にとって釣りとはそんなバランス感覚を保つのに重要な行為の一つ。それを察していつも釣行に連れていってくれる、まったく釣りをしない同行者にも感謝です。
来年は平常心を上回る「不動心」までレベルアップさせて、さらに良い年にしたいものです。
冬の渋いアオリイカを仕留めたエギ。磁着タングステン重心移動で飛距離が他のエギを圧倒。
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